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成長と分配の好循環、新しい資本主義、新時代共創:立憲民主党顔負けの「リベラル保守」的岸田新政権

岸田新政権が始動。
といっても、10月14日衆院解散、同19日公示・同31日投開票で衆院選。
就任から解散まで戦後最短の期間と初めから決まっている、なんとも変な政治がまかり通る日本。

この新政権。
いろいろな意見・感想・評価が飛び交っているが、新首相が掲げる政策やスローガンに、一体どの政党が政権を取っているのか、ピンとこない表現・用語が並んでいる。

成長と分配の好循環」、「新しい資本主義」、「新時代共創内閣」など。
具体的な政策レベルを見れば、そう感じさせる政策・公約がより散見される。

すなわち「リベラル保守」と表現してもよさそうな政策・表現なのだ。
これでは、自ら「リベラル保守」と称している枝野立憲民主党の存在意義がなくなってしまうのではと思ってしまう。

そもそも総裁選時の各候補の考えや自民党内部や自民党員の考え・議論はたまた論争を見聞きしていると、どの政党とどの政党のやり取りか、分からなくなる状況だった。
自民党内に与党・野党があるかのような感覚。
なんともおかしな、しかし、もしかしたら望ましい状態だったのかもしれない。

それにしても、ひょっとしたら政治が変わるのかもしれない。
しかし、自民党内での反対派の逆襲なしに済まないのではと思うのだが、果たしてどうなるか。
普通なら、右派が血相を変えて岸田批判を繰り広げそうにも思えるのだ。

ひょっとしたら選挙戦の戦い方次第では、野党の存在意義がなくなってしまう可能性もありうるのではと思ってしまう。
衆院選で立民が惨敗!
岸田氏の政策・公約が、自民党が一つになってのものとなるのかどうか。
正直、ありえないと思うのだが、選挙に勝つためには、そういうフリをする可能性も十分ある。
万一相当の多数を占めれば、その後に右派の岸田降ろしが画策されることになるのか、ならないのか・・・。

果たして、10月31日に笑うのはどの政党で、泣くのはどちらか?
政治を変えるべきと思うのだが、どう変わるか、1票1票がどのように各政党に積み上げられていくのか、積まれることなく終わるのか。

選挙戦の戦い方を注視していきたい。

https://2050society.com で過去投稿した、枝野立民代表著の『枝野ビジョン 支え合う日本 (文春新書)』(2021//刊)について取り上げた記事を以下参考までに。

<『枝野ビジョン』を読む>シリーズ
リベラルな日本を保守するという意味不明:『枝野ビジョン』を読むー1(2021/7/3)
コロナ禍による日本の課題認識と新自由主義批判は自分に還る:『枝野ビジョン』を読むー2(2021/7/4)
未だ不明の支え合い、社会、政治と行政の正体:『枝野ビジョン』を読むー3(2021/7/5)
漢方薬的薬効に頼る政策は政策にあらず:『枝野ビジョン』を読むー4(2021/7/6)
リスクとコストにも支え合いを求めるリベラル保守の正体:『枝野ビジョン』を読むー5(2021/7/7)


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