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倫理観欠如の国会議員と政党:国政の普通を変えていくべき21世紀

少しずつ、よくなる社会に・・・

安倍元首相死去を受けての参院選自民大勝による「黄金の3年」報道とその後の予期せぬ政治情勢の展開

もう1ヶ月近く前になるが、7月12日付日経に
「選挙なく全う」前例なし  政権運営「黄金の3年」の虚実 2年後に自民総裁選 :日本経済新聞 (nikkei.com)
と題した記事が載った。
安倍元首相が銃殺された後を受けての前々日7月10日実施の参院選での自民党の大勝を受けて、次の衆院選まで解散しない限り、2025年参院選まで大型国政選挙がなく、岸田内閣あるいは自民党政権が掲げる政策実現キャスティングボードを完全に掌握できる状態にあることを表現する「黄金の3年間」を手中にしたというものだ。

岸田政権の今後がどうなるかに少なからず影響を与えると思われた安倍亡き後の安部派がどうなるか。直後、首相が安倍氏の国葬実施を表明した。
安倍氏逝去を耳にして私は、即、自民党政治の道具にできる格好の機会となる国葬にするだろうと思ったのだが、その後、この判断は、世論調査に見られるようにやや反対が勝っている。
このあたりの有権者である国民の判断の方が、総体では普通の感覚、健全と言えると思う。
自民党の全議員の評価は間違いなく得られることで、岸田氏の求心力も高まることも間違いなく、首相自身の党内基盤を強くする上での作戦としては上々だろう。

集票のためなら手段も選ばず、倫理も範疇になく、国民には道徳を説く

こうした中、瓢箪から駒という表現は適切ではないが、銃殺犯の動機が、旧統一協会への恨みと安部元首相との繋がりにも一因があるという供述・発表から、まさに事実は小説より奇なりの例えを超えた展開をもたらしている。
霊感商法、合同結婚式その他過去様々な訴訟事件、社会問題、加えて名称変更許可問題等を起こしてきた新興宗教団体とその創始者等との自民党その他政党の国会議員との関係性が、出るは出るは、大騒ぎとなっている。
昨今の政治家の劣化は著しく、非常に情けなく、かつ恥ずかしく思うのだが、そうした本質は、何も今に始まったことではない、ということだ。
票のためには、政権を取るためには、何でもありということだ。
それは、政権を取れば一層何でもあり、何でもできるという大いなる勘違いと結びついている。
一人の国会議員のことだけを考えても、政務活動費やJR無料パスや議員報酬などにもそうした旨味・魅力が同じ性質のものとしてみることができるわけだ。
⇒ 参院選で議員資格を失くした方、JR無料パスは失くさず返却を(2022/7/21)

主が不在になっても当分安部派という看板を掲げて団結して云々といっていたこと自体、リーダー不足かつ政治家としての志しの低さを自ら示す、恥ずかしい事態だったのだが、旧統一協会との同派所属の多数の議員がズブズブの関係にあったことが次から次に明らかにされ、もう収拾がつかないような状態になりつつある。
その中で、一応若手で第三者的には多少マシなのかと思っていた元首相の息子議員も、自分の言っている意味をまったく理解できないまま馬鹿な発言をして、顰蹙をかっている。

一言でいえば、厳しくいえば、倫理観が欠如・欠落している欠陥人間の集合体。
それが国会議員と政党という日本の政治事情なのだ。
戦前の道徳観を盾とする復古主義自民党はその筆頭であるし、その暴走を許してきた野党も旧統一教会との関係を何かしら持つ議員が存在し、リベラルも革新もあったものじゃない、同じ穴の狢だ。

と書くと、結局ブーメラン。
その存在と在り方を許してきた、そういう国会議員を選んだ国民が悪いのだ、と。
こうなるとどこに矛先を向ければいいのか、困ってしまう。



ただ今言えることは、結局、岸田くんに、まともな政治をやってほしい、いまある程度思うようにやれる唯一の人、それは岸田首相であると。
黄金を生む政治は望みませんので、普通の倫理観をもって、普通の政治を、普通にやって頂きたい。
そして近視眼的で人気や支持率ばかり気にする政治ではなく、今子ども世代、現役世代である市民の10年先の2030年、20年先の2040年、30年先の2050年をも現実的に捉えるべき政治を、堅実・着実に。
あなたの本質・本性がこれからいよいよ問われるのです。

⇒・安部元首相の逝去で自民党と自民党政治家はどう変わるか。これからの政治の変化に注目(2022/7/9)
 ・「美しい国、日本」を脅かすのは、政治的無関心か、政治的無関心を喜ぶ保守政治か、それとも(2022/7/15)



話の持っていき方がどうもおかしくなってきてしまった。
こんなとめどもない、情けない話に持ち込む気は決してなかったのだが・・・。
次回から、真面目に、民主主義の話や政治の話を、と気を取り直して思っています。

22世紀の民主主義』『フェミニズムってなんですか?』『過剰可視化社会 「見えすぎる」時代をどう生きるか』。
6月から7月にかけて読んだ新書も少しばかり刺激と示唆を与えてくれていますので。

⇒ 可視化社会、フェミニズム、お金の未来、SDGs、22世紀民主主義、食と農。5の付く日曜日ポイント20倍、読書用新刊新書まとめ買い:勝手に新書集ー18(2022/6/7)


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