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<『公共貨幣』による「公共貨幣論」の理解考察とベーシック・ペンション>シリーズ:2022年書籍記事シリーズ紹介ー3

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少しずつ、よくなる社会に・・・

先々月6月初めに、
・山口薫氏著『公共貨幣』(2015/9/24刊・東洋経済新報社)
・山口薫氏・山口陽恵氏共著『公共貨幣入門』(2021/10/12刊・集英社インターナショナル新書)
の2冊を、以下のブログで紹介。

この社会経済システム改革に必要な何かがまだ描けていない。山口薫氏著『公共貨幣』『公共貨幣入門』:勝手に真剣書ー17(2022/6/3)

その時には、2冊目の『公共貨幣入門』を読んでいる最中でしたが、読み終えてまもなく、<「公共貨幣」論から考えるベーシック・ペンションと社会経済システム>シリーズを開始。
そして2冊の各章を題材に、ほぼ1ヶ月半かかって、しぶとく20回にわたって記事を投稿し、昨日7月最終日に完了しました。

以下が、そのラインアップです。

<「公共貨幣」論から考えるベーシック・ペンションと社会経済システム>シリーズ記事ラインアップ

【第1フェーズ】:『公共貨幣』<第Ⅰ部 債務貨幣システム>第1章~第7章
<第1回>:<「公共貨幣」論から考えるベーシック・ペンションと社会経済システム>シリーズ開始にあたって(2022/6/15)
<第2回>:4つの機能を持つ貨幣、「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律」「日本銀行法」:公共貨幣論から考える-2(2022/6/17)
<第3回>:政府55%出資の民間特殊法人・日本銀行が抱える不明朗性と存在意義:公共貨幣論から考える-3(2022/6/19)
<第4回>:廃すべき信用創造という民間銀行の利権と不平等:「公共貨幣」論から考える-4(2022/6/21)
<第5回>:権力の支配手段としてのお金の正体:公共貨幣論から考える-5(2022/6/23)
<第6回>:減らすことができない財政赤字・政府債務。これからどうなる、どうする?:公共貨幣論から考える-6(2022/6/25)
<第7回>:現状の債務貨幣システムの欠陥と宿命をどのように理解してもらうか:公共貨幣論から考える-7(2022/6/28)
【第2フェーズ】:『公共貨幣入門』第1章~第3章
<第8回>:債務貨幣システムはなぜ生まれたかを復習する:公共貨幣論から考える-8(2022/7/1)
<第9回>:失われた30年から、何を変革すべきと考えるか:公共貨幣論から考える-9(2022/7/3)
<第10回>:新古典派経済学、ケインズ経済学の破綻とその要因:公共貨幣論から考える-10(2022/7/5)
<第11回>:公共貨幣論よりも広まったMMTへの怨念はらむ批判が残念:公共貨幣論から考える-11(2022/7/7)
【第3フェーズ】:『公共貨幣』第8章~第11章
<第12回>:公共貨幣理論の原型であるシカゴプランの政治的実現可能性が奪われた謎:公共貨幣論から考える-12(2022/7/10)
<第13回>:社会システムへの配慮が欠落したマクロ経済公共貨幣理論にならぬように:公共貨幣論から考える-13(2022/7/13)
<第14回>:公共貨幣システムで、本当に政府債務もインフレも失業もなくなるのか:公共貨幣論から考える-14(2022/7/16)
<第15回>:ユートピア論に変わってしまった公共貨幣理論経済学:公共貨幣論から考える-15(2022/7/19)
【第4フェーズ】:『公共貨幣』<第Ⅲ部 公共貨幣システムへの移行>第12章・第13『公共貨幣入門』第4章・第5章
<第16回>:「公共貨幣法案」に見る政治行政及び社会経済システム視野狭窄症と消化不良:公共貨幣論から考える-16(2022/7/22)
<第17回>:公共貨幣理論を理解し、賛同する政治家・政党は現状存在するか:公共貨幣論から考える-17(2022/7/24)
<第18回>:公共貨幣が生みだす新しい国と社会とは:公共貨幣論から考えるー18(2022/7/29)
<第19回>:広く理解を得るための戦略・戦術欠落の「公共貨幣論」:公共貨幣論から考える-19(総括・批判編)(2022/7/30)
<第20回>:公共貨幣論の限界を乗り越えるベーシック・ペンション論構築へ:公共貨幣論から考える-20(総括・活用編)(2022/7/31)

既に、今年2月中旬に、ベーシック・ペンション案の2022年版を以下のように提案済みです。

【日本独自のベーシックインカム、ベーシック・ペンション生活基礎年金2022年案】

ベーシック・ペンション法(生活基礎年金法)2022年版法案:2022年ベーシック・ペンション案-1(2022/2/16)
少子化・高齢化社会対策優先でベーシック・ペンション実現へ:2022年ベーシック・ペンション案-2(2022/2/17)
マイナポイントでベーシック・ペンション暫定支給時の管理運用方法と発行額:2022年ベーシック・ペンション案-3(2022/2/18)
困窮者生活保護制度から全国民生活保障制度ベーシック・ペンションへ:2022年ベーシック・ペンション案-4(2022/2/19)


従い、公共貨幣論の確認作業を終えた後は、ベーシック・ペンションにどのように活かすことができるか、整理と取りまとめ作業に入っていきます。
ただ、それと並行して、ベーシック・ペンションの理論形成、システム化のためには、物価・インフレ、GDP等の要素とベーシック・ペンションの運営管理との関係などを考察し、リスクを最小限にする方策・対策を検討・整備すべきと考えています。

それらの作業を進め、時折トピックスとして取り上げるべきものがあれば都度紹介し、考察を加えていきます。

そしてそれらを集約する形で、来年2023年版のベーシック・ペンション案の取りまとめと提案を年末、または来年年初に行うことができればと思います。

少しずつ、よくなる社会に・・・

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