1. HOME
  2. onologue
  3. diary, random note
  4. 特養入所の100歳の義母を看取り、見送った1ヶ月:介護、お葬式・火葬、お墓、相続、納骨等終活関連体験記を
diary, random note

特養入所の100歳の義母を看取り、見送った1ヶ月:介護、お葬式・火葬、お墓、相続、納骨等終活関連体験記を

diary, random note, onologue

149

少しずつ、よくなる社会に・・・

昨年10月に、特養入所中の義母が100歳を迎えたことを以下のブログで紹介しました。
義母、特養で100歳の誕生日を祝って頂く(2022/10/15)

あれからほぼ10ヶ月の8月10日から、入所する特養での介護が「看取り介護」の状況・体制に。
それから間もなく、8月16日夜に同所で看取り。
事前に打ち合わせてあった葬儀社に連絡を取り、翌日17日午前中に引き取って葬儀社の安置室に移送。
同夜形式的な通夜を済ませ、無宗教式の直葬式で、翌18日火葬と骨上げ。
翌19日の特養退所手続きに始まり、同退所・引き払い、市役所・年金事務所等社会保険関係手続きに。
お骨・お墓をどうするかの検討により永代供養墓の手配・契約、私の妻である長女と二女の相続に関する諸手続きを経ての昨日9月15日に法務局への土地所有権移転登記申請書提出。

この他、義母の預金口座の解約等の手続きはありますが、義母が生きていれば満101歳を迎えたはずの来月10月15日に、開眼供養入魂式に備えることと、年内に喪中の欠礼はがきを手配することを残してはいますが、一応、今日で、ちょうど逝去後1ヶ月と一区切り。
看取り体制に入って以来手つかずになっていた運営する3つのWEBサイトの一つ、こちらのプラーベート的なサイトで、久々に投稿を再開します。
他の2つのサイトも、シリーズ化を予定したものの放りっぱなしになっていたテーマを含め、追々再開したいと思っています。

この1ヶ月余、70歳台の私たち夫婦の近い将来を考える上で、非常に良い経験をできたと思うのですが、次回から、以下のようなテーマで、種々の経験を振り返り、考えたことなどを整理してみたいと考えています。

1.介護:特養における看取り介護サービス、看取り体験と介護保険制度について
2.お葬式:契約葬儀社による葬儀方式・葬儀サービス・葬儀代等について
3.お墓:永代供養方式によるお墓の手配と契約、納骨及び管理方法、納骨式等について
4.公的諸手続き:死亡者の社会保険等諸手続き等について
5.相続:相続問題対応と不動産所有権移転登記諸手続き等について
6.老後費用:老人施設利用による老後諸費用などの実態等について
7.生き方と終活:終活のあり方、世代の役割等、看取り・見送りをめぐる経験からの総括

大体、以上のようなテーマで、次回以降体験記を記していきたいと思っています。

人生を一つの視点から凝縮した1ヶ月有余の経験は、先述したように、10月15日までの2ヶ月である意味完結をみるわけです。
しかし、考えようによっては、これからの私たち夫婦自身の終活とエンディングのあり方を真剣に、現実的に考え、準備を開始するきっかけになったわけで、その一部をこの機会を利用して行った例もその中で紹介したいと考えています。
例えば、葬式をできるだけ安く行なったその方法や永代供養墓の生前建立などを紹介します。

次回は第1回。
特養での看取り介護と、実際の看取りから施設からの送り出しと退所手続きなどの体験を、介護保険制度についても一部触れながら思い起こしてメモすることにします。

少しずつ、よくなる社会に・・・

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。