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野口悠紀雄氏著『2040年の日本』をベーシック・ペンションによるインフレ懸念対策書として読む


2022年の「ベーシック・ペンション導入が望まれる社会」シリーズを再開(2023/2/23)
で再開をお伝えした「ベーシック・ペンション導入が望まれる社会」シリーズ。

「ベーシック・ペンション導入が望まれる社会」シリーズ記事リスト

<第1回>: 2022年2月生活保護受給164万世帯、現役世代も増加:ベーシック・ペンション導入が望まれる社会-1(2022/5/16)
<第2回>:生活保護世帯の子どもの進学率に地域格差:ベーシック・ペンション導入が望まれる社会-2(2022/5/17)
<第3回>:コロナ禍、目立つ低所得層の子どもの医療機関受診減少:ベーシック・ペンション導入が望まれる社会-3(2022/5/18)
<第4回>:コロナ禍の「生活福祉資金の特例貸付」利用者が返済不能に:ベーシック・ペンション導入が望まれる社会-4(2022/5/19)
<第5回>:平均年収443万円に含まれた多様な格差要因:全世代共通に広がるベーシック・ペンション早期導入ニーズ-1(ベーシック・ペンション導入が望まれる社会-5)(2023/1/12)
<第6回>:突出する日本の生涯無子率が示す結婚困難要因:全世代共通に広がるベーシック・ペンション早期導入ニーズ-2(ベーシック・ペンション導入が望まれる社会-6)(2023/1/14)
<第7回>:ベーシック・ペンション実現のための近未来の年表を描く:ベーシック・ペンション導入が望まれる社会-7(2023/2/24)

上記シリーズリストの最後が、再開第1回目の記事。

今回は、野口悠紀雄氏著2040年の日本(2023/1/20刊:幻冬舎新書 )を参考にしての記事。
読み方も受け止め方も多様に可能な書ですが、ベーシック・ペンションと結びつけることが目的の記事。
次のようになりました。

⇒ インフレ抑止に不可欠な供給力向上と技術革新:ベーシック・ペンション導入が望まれる社会-8(2023/2/25)

『2040年の日本』構成

はじめに:なぜ未来を考えるのか
第1章 1%成長できるかどうかが、日本の未来を決める
 1.なぜ経済成長が必要なのか
 2.少子化のもとで1%成長を実現できるか
 3.高い経済成長率見通しは、深刻な問題を隠蔽する
 4.日本経済の長期的な成長率を予測する
 5.出生率低下は日本の将来にどんな影響を与えるか
第2章 未来の世界で日本の地位はどうなるか
 1.日本は豊かな国であり続けるが、新興国との差は縮まる
 2.中国との関係は、きわめて重要だが難しい
 3.GDPが日本の10倍となる中国と、どのようの向き合うべきか
 4.急激な円安で、日本は台湾より貧しい国になった
第3章 増大する医療・介護需要に対処できるか
 1.社会保障負担を4割以上上げる必要があるのに、何もしていない
 2.超高齢化社会では誰もが要介護になる
 3.医療・福祉が最大の産業となる20年後の異常な姿
 4.低い賃金で、必要な介護人材を確保できるか
 5.こんな経済が成り立つのか
第4章 医療・介護技術は、ここまで進歩する
 1.医療技術はどこまで進歩するか
 2.介護ロボットはどこまで進化するか
 3.未来の医療は、メタバースで行われる
第5章 メタバースと無人企業はどこまで広がるか
 1.メタバースがもたらす巨大な可能性
 2.メタバース経済取引の可能性と問題点
 3.日常生活にメタバースを使う
 4.NFTで何ができるか?
 5.無人企業DAOが現実化する
第6章 自動運転とEVで生活は大きく変わる
 1.完全自動運転が実現したら、社会はどう変わるか
 2.自動運転で生活環境は大きく変わる
 3.EVへの移行は進むか
第7章 再生可能エネルギーで脱炭素は実現できるか
 1.日本の将来のエネルギーは大丈夫か
 2.原発の所要稼働台数を計画の3分の1に減らせるか
第8章 核融合発電、量子コンピュータの未来
 1.実現が難しい技術はどうなるか
 2.比較的早期に実現できる技術
 3.量子コンピュータと量子暗号とは何か
第9章 未来に向けて、人材育成が急務
 1.日本のデジタル化は「バック・トゥ・ザ・パースト」
 2.世界ランキングで分かる、日本の大学の立ち後れ
 3.デジタル人材育成の遅れが日本の遅れの基本原因
 4.勉強しない日本の学生と、死に物狂いで勉強するアメリカの学生
おわりに:われわれは、未来に対する責任を果たしているのか?

20年、30年後の社会を生きるすべての世代へ

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