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島倉原氏著『MMTとは何か』から考えるベーシック・ペンションー3
財源・財政・金融・インフレ問題とMMTを関連付けてベーシックインカム、ベーシック・ペンションを考察するシリーズ-Ⅱ
『MMTとは何か』から考えるベーシック・ペンション-3
本章のテーマは「預金」。
預金は、銀行・信用金庫・農協など、法律で定められた「預金取扱機関」(以下、銀行)が提供する、元本保証の金融商品。
その貯蓄・利殖機能に加え、振込や口座振替により他者の預金口座に残高を移動し取引を完了させる決済手段として用いることもできることから、貨幣の一種ということができる。
但し、その残高は、銀行のホストコンピュータ上に電子情報として記帳されており、他者への支払いも電子情報が書き換えられるだけで、現金等の形があるもののやり取りが生じているわけではない。
ここからキーパンチ・マネーと表現されることはよく耳にする。
また当然、その電子記録と引き換えに、預金残高を銀行ATMや窓口で現金として受け取ることもできるわけで、預金が、債務証書の性質をもつことを確認できる。
<第1回>:ベーシックインカムとMMTの誤解・無理解をどう克服するか:島倉原氏著『MMTとは何か』から考えるベーシック・ペンションー1(2023/7/5)
<第2回>:貨幣の本質とベーシックインカムに関係はあるか:島倉原氏著『MMTとは何か』から考えるベーシック・ペンションー2(2023/7/7)
に続いてのシリーズ<第3回>。
詳しくは、こちらで確認頂けます。
⇒ 遊びのような「内生的貨幣供給論」と「外生的貨幣供給論」の比較論:島倉原氏著『MMTとは何か』から考えるベーシック・ペンションー3 – 日本独自のBI、ベーシック・ペンション (basicpension.jp)
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