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『岸田ビジョン 分断から協調へ』本日発注: 書籍を買うなら日曜日にネットで

発足してまもなく衆議院解散で史上最短の短命内閣になった第100代の岸田首相。
就任直後のスローガン的政策が、リベラル政権かと間違うかのようなもの。
それで投稿したのが以下の記事。

成長と分配の好循環、新しい資本主義、新時代共創:立憲民主党顔負けの「リベラル保守」的岸田新政権

その後、そのリベラル色が急速に色落ちを始め、あれは第一次支持層確保を当て込んだフェイク政策、フェイクスローガンだったのか、自民党の本質保守帰りで、一気にトーンダウン。
やはりハリボテの首相かと納得したのだが、今日の日経全面広告が、これ。(再掲)

しっかりと活字で、自らの考えるところを書き表し、有料で販売した書籍。
岸田ビジョン 分断から協調へ (講談社+α新書)
その内容は、やはり自身の内閣で実践・実現せざるを得まい。

その内容とやらは一体どういうものか。
幸い新書版で、ボリュームも価格も中流階層が買い求めやすいもの。
先行してハードカバー?で同じ講談社から発売されたものを新書化して発売、というのも好感が持てる。
日曜はポイント大幅増のYahoo! Shopping で早速発注。


「新たなリーダーは、分断され、疲弊した令和の日本をどこに導いていくのか。」


その前にまず、マスコミによる当選者数予想で相当の幅、違いが報じられており、ご本人も多少の不安感をお持ちのはず。
政権を維持するために過半数を死守すべく選挙戦に勝つことが先決。
ここ一両日は、マスコミに自民党の不安を煽るような論調が目立つが、この書の雰囲気が維持されれば、与党・野党の政策の違いは、さほどあるようには思わせない効果はありそうだが、果たして?

ただこの広告で気になるのは、政策よりも自分の生い立ちや経験について書いてある方が多いのではということ。
政治家が自己PRで出す本の多くが、決して政策ファーストではなく、ここまでになった経緯、成功物語の披瀝が主というもの。

強くて優しい国」対「美しく、強く、成長する国へ。


いつの間にか、リベラル転向の判を押されて総裁候補から脱落してし、高市早苗さんにその座を奪われ、再起不能になったのではと心配されるに至った稲田朋美さんがついこの間の夏に、新書よりも大きいサイズで、高い価格を付けて発売した書『強くて優しい国』(2021/7/19刊)。
この書がその類の書だった。

そして事もあろうに、安倍某氏の覚えめでたく、見事に彼女の後釜どころか、一気に人気を獲得した総裁選2位の票を獲得して時代の寵児ならぬ、令和の時代の自民党の象徴する女性となったあの高市さんの総裁選前に出した本のタイトルが美しく、強く、成長する国へ。私の「日本経済強靱化計画」(2021/9/15刊)。

かなり稲田さんの本のタイトルのパクリというか、便乗商法というか。
政策は、安倍某のパクリというか、完コピというか。
そのお手並みは見事なもので、河野太郎氏の書を上回る売れ行きで一時ベストセラー書に。
女性の闘いも厳しいもの、天と地の違いの現実。

岸田ビジョン」対「枝野ビジョン


ついでに、紹介すると、立憲民主党枝野代表が、もっと先駆けて発売した『枝野ビジョン 支え合う日本 (文春新書)』(2021/5/20刊)。
こちらは、自ら「リベラル保守」と名乗りを上げての自論披露書。
さて岸田ビジョンと枝野ビジョン。
どちらがよりリベラル的か。

まあ、選挙戦に注目していれば、いろいろ色や向きが変わる可能性もありで、本よりも選挙、論よりも証拠、かと。
ご報告に足る内容だった場合、https://2050society.com で紹介できるかと。

(参考)「『枝野ビジョン』を読む」シリーズ記事

◆ プロローグ:日本人はどこに向かうのか:「日本人価値観調査」から、コロナ後、望ましい2050年への政治を考える(2021/7/1)  
リベラルな日本を保守するという意味不明:『枝野ビジョン』を読むー1(2021/7/3)
コロナ禍による日本の課題認識と新自由主義批判は自分に還る:『枝野ビジョン』を読むー2(2021/7/4)
未だ不明の支え合い、社会、政治と行政の正体:『枝野ビジョン』を読むー3(2021/7/5)
漢方薬的薬効に頼る政策は政策にあらず:『枝野ビジョン』を読むー4(2021/7/6)
リスクとコストにも支え合いを求めるリベラル保守の正体:『枝野ビジョン』を読むー5 (2021/7/7)


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