2020年12月にベーシック・ペンションを宣言:2020年ベーシックインカム考察からベーシック・ペンション提案までのプロセス-6
少しずつ、よくなる社会に・・・
先月中旬、ベーシック・ペンションの2022年版提案を、<2050年日本独自のベーシックインカムJBPC完全実現に向けての2022年提案>シリーズとして、専門WEBサイト http://basicpension.jp で以下のようにまとめました。
<第1回>:ベーシック・ペンション法(生活基礎年金法)2022年版法案:2022年ベーシック・ペンション案-1(2022/2/16)
<第2回>:少子化・高齢化社会対策優先でベーシック・ペンション実現へ:2022年ベーシック・ペンション案-2(2022/2/17)
<第3回>:マイナポイントでベーシック・ペンション暫定支給時の管理運用方法と発行額:2022年ベーシック・ペンション案-3(2022/2/18)
<第4回>:困窮者生活保護制度から全国民生活保障制度ベーシック・ペンションへ:2022年ベーシック・ペンション案-4(2022/2/19)
これを一つの区切りとして、2020年及び2021年のベーシックインカム及びベーシック・ペンションに関する投稿記事を遡って初期段階から順次、確認する作業に取り組んできています。
まず、2020年に、https://2050society.com で取り組んだ、ベーシックインカム考察開始から、日本独自のベーシックインカム、ベーシック・ペンション生活基礎年金案のとりまとめまでを振り返り。
2020年の取り組みは、6段階(ステップ)に区分して、2021年1月に開設した専門サイト http://basicpension.jp で一度整理しているのですが、それを元にして整理しています。
ここまでの振り返りは
◆ 2020年3月~6月のベーシック・インカム初期考察論:2020年ベーシックインカム考察からベーシック・ペンション提案までのプロセス-1(2022/3/5)
◆ 2020年6月~8月のベーシック・インカム多面的考察論:2020年ベーシックインカム考察からベーシック・ペンション提案までのプロセス-2(2022/3/6)
◆ 2020年9月の初期ベーシック・インカム法案作りトライアル:2020年ベーシックインカム考察からベーシック・ペンション提案までのプロセス-3(2022/3/16)
◆ 2020年10月実施の初期ベーシック・インカム法案の問題点再検討・考察:2020年ベーシックインカム考察からベーシック・ペンション提案までのプロセス-4(2022/3/17)
◆ 2020年11月のベーシック・サービス対ベーシック・インカム論とジェンダーとベーシックインカム関係論:2020年ベーシックインカム考察からベーシック・ペンション提案までのプロセス-5(2022/3/18)
の5回。
今回は、2020年の最終月12月に、新たな専用サイト開設に向けての総括とも位置づけた以下の3分類のテーマによるシリーズ記事のリストを紹介します。
2020年12月(第6ステップ-1):「ベーシック・ペンション宣言!」シリーズリスト
2020年の最後に、ベーシックインカムという一般的な呼称に換えて、「日本独自のベーシックインカム、ベーシック・ペンション生活基礎基礎年金」と、但し書きを添えて、「ベーシック・ペンション」という用語で、以後の提案を行っていくことを、以下の6回シリーズで<ベーシック・ペンション宣言>として提起しました。
<2020年12月上旬-1>
1.ベーシック・ペンション宣言-1:日本独自のベーシックインカム生活基礎年金導入を(2020/12/1)
2.ベーシック・ペンション宣言-2:JBP導入で、社会保障制度や関連法はこう変わる!(2020/12/2)
3. ベーシック・ペンション宣言!-3:なぜベーシック・ペンションが必要かつ有効か(2020/12/3)
4.ベーシック・ペンション宣言!-4:ベーシック・ペンション生活基礎年金実現の方法、スケジュール(2020/12/4)
5. ベーシック・ペンション宣言!-5:日本独自のベーシックインカム生活基礎年金制度提案、ここまでのプロセス(2020/12/5)
6.ベーシック・ペンションデジタル通貨管理システム修正案:ベーシック・ペンション宣言!-6(2020/12/10)
2020年12月(第6ステップ-2):ベーシック・ペンション実現のための「カウンター・デモクラシー」考察シリーズ
その宣言を受けて、現状の民主主義システムにおける実現の可能性について、悲観的に捉えざるを得ない状況を憂い、新たな波を興すべく、<カウンター・デモクラシー>という考え方について取り上げたのが以下の3記事です。
<2020年12月上旬-2>
1. カウンター・デモクラシーとは:私たちにもできる民主主義とベーシック・ペンション実現をめざす暮らし(2020/12/6)
2. ひとりカウンター・デモクラシーの日常化とベーシック・ペンション(2020/12/7)
3. ベーシック・ペンション実現のためのカウンター・デモクラシーに取り組む5つの手順・条件(2020/12/8)
これを受けて、より政治という具体的な場での展開の在り方について、考え方を整理してみようとしたのが2020年を締めくくることになった以下の記事です。
2020年12月(第6ステップ-3):<ベーシック・ペンション実現のための政治的課題と技術課題考察>シリーズリスト
12月中旬から下旬にかけて投稿した以下の17の記事は、「ベーシック・ペンション実現のための国と政治のあり方」考察シリーズと、ベーシック・ペンションの「デジタル通貨構想」の技術的評価Q&Aという2つのテーマで把握することができます。
<2020年12月中・下旬>
1. ベーシック・インカム専用サイト開設準備と「ネットサロン・女性の会」運営準備(2020/12/13)
2. コロナが促す新しい日本の社会システム構築とグローバル社会システム構築(2020/12/17)
3. コロナ禍、ベーシック・ペンション、たらればで考える国家の役割と機能と主体-1(2020/12/19)
4. コロナ禍で考える自助、共助、公助の在り方とベーシック・ペンション:国家の役割と機能と主体-2(2020/12/20)
5. 脱貧困「達成」宣言の習近平中国とベーシック・ペンションによる日本の貧困撲滅(2020/12/21)
6.日本初デジタル地域通貨「白虎」開発の藤井靖史会津大客員准教授にアプローチ(2020/12/18)
7. ブロックチェーン専門家の藤井靖史氏が日本独自のBI、ベーシック・ペンションを評価(2020/12/29)
政治課題化する意図は、ベーシック・ペンション実現には、当然その制度を法案として、政党が提案し、広く注目され、議論されなけらば、何も始まらないからです。
ようやく、日本維新の会が、先般の衆議院議員選時に公約として掲げましたが、現在、それが真剣に議論される機運には程遠い状況です。
まあ、その公約内容自体、穴だらけ、問題だらけで、まだまだ議論する土壌自体整っておらず、拙速を避けるためにも、もう少し後回しになっても良いとさえ思っています。
今年2022年下期以降に、もう一歩前に進めた何かしらの機運が高まってくればいいと思ってはいるのですが。
なお、この記事中にある「藤井靖史氏」は、現在、当時とは異なる職業・立場にあり、そのユニークな生き方には注目しています。
なお、本稿と同様の主旨で、http://basicpension.jp 立ち上げ時、以下の記事で振り返りを行っています。
⇒ ベーシック・ペンション宣言、そして新しい活動フェーズへ:第6ステップ2020年12月第1フェーズゴール(2021/1/7)
以上で、ベーシックインカム提案を開始して、ほぼ1年間、2020年における諸考察の6つのステップに分けての紹介を終わります。
次には、新サイトhttp://basicpension.jp に場を移してからの、日本独自のベーシックインカム、ベーシック・ペンション生活基礎年金としての、新たな段階での検討・考察・提案を、一定の括りで整理して報告・紹介していきます。
かなりのボリューム、記事数になりますが、2050年までには完全に実現できるようにと願って、振り返り、有効に活用したいと考えています。
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