2021年10月1日付け日経朝刊1面から受けた印象・インパクト
今日は、昨日2021年10月1日付日経1面で目に止まった記事タイトル3つをメモ。
<Words & Images>:その1
「悪い円安」じわり
まず、<「悪い円安」じわり加速>という見出し。
円安には、良い円安と悪い円安があるとか。
良い円安は、通常は輸出産業に利益をもたらしてくれ、一般的に日本の産業界にとって望ましい。
悪い円安は、輸入物価が高まり、輸入依存度が高い国内産業の経営にマイナスになる。
本来、輸出産業にはプラス要因だが、先行きの期待感は低い。
まあ、ここまでは、私の日常生活にはほとんど影響しないが、気になる理由が一つ。
それは、日本独自のベーシックインカム、ベーシック・ペンション(BP)生活基礎年金の相当額の無条件給付を提案している私にとっての最大の問題点は、膨大なBP通貨の発行が、インフレを起こすリスクが非常に高いとされていること。
ベーシック・ペンションの実現により、インフレを起こさず、基本的には円の信任度が高まり、望ましい円高レベルが維持できるようになる方法・方策の構想が当面の課題の一つなので、外為とインフレ、デフレ動向は気になるのであります。

<Words & Images>:その2
人工光合成が成果
2つ目の気になるワードは、「人工光合成、実用化近づく」という見出しの中の「人工光合成」。
2050年の望ましい日本社会の構築のための「国土・資源政策」「社会政策」「経済政策」「国政政策」の4つの政策区分でサイト運営を考えているなかで、初めの「国土・資源政策」の軸となるのが、エネルギー政策。
基本的には、2050年までに水素社会実現を、と願っているのだが、その課題と直結するのが、人工光合成による低コストでの水素製造技術。
「人工光合成、実用化近づく」は、ついつい期待を抱かせられる記事。
近々、https://2050society.com で取り上げ、その内容・進捗状況を知りたい。

<Words & Images>:その3
あまりに冗談がきついカンジの自民党役員人事
ついでに、1面の最も目立つ箇所に、岸田新総裁下における自民党四役人事で甘利氏が幹事長に就任するという記事見出し。
今回の総裁選でカギを握ったとされる「3A」の1人である同氏。
2016年に経済再生担当相を辞任するきっかけとなった現金授受問題では不起訴になったが、安倍内閣の一連のグレーな諸問題の当事者の1人である同氏。
いわゆるスネ傷を持つとされながらもの復活劇は、安倍内閣時代のデジャビュとも思わせられる、アマリにもひどい、イヤーなカンジ長就任だ。
4日の臨時国会開会での首班指名と直後の組閣で、岸田新体制による政治が始まる。
と言っても、実際には、任期満了後の衆議院選挙結果により新しい政治体制での政治となるのだが、前哨部分の総裁選から茶番シリーズが繰り広げられている。
おもんないお笑いより、おもんない政治は、もっとおもんない!
冒頭の画像に写っている新書は、近々読む予定の本。
そんな政権、あるかいな?
という気分で気楽に読みます。
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